メドライトC6
Qスイッチヤグレーザーの一機種である「メドライトC6」についてご紹介します。一般的なシミやそばかす、くすみにも効果的な「メドライトC6」ですが、ほかにも、肝斑の治療効果が高いことで知られるマシン。治療が難しいと言われる肝斑ですが、患者にとっては救世主のようなマシンになるかも知れません。
メドライトC6の効果
どんな悩みに効く?
シミ/そばかす/くすみ/肝斑/炎症性色素斑/毛穴/あざ/刺青/アートメイク/太田母斑/扁平母斑/ADM
メドライトC6がそばかすや肝斑に効くメカニズム
メドライトC6は、Qスイッチヤグレーザーの部類に属するレーザー機器。532nmと1064nmという2種類の波長を使い分けて、そばかすや看板など、お肌のさまざま悩みに対応します。
メドライトC6から照射されたレーザーは、皮膚にあるメラニン色素を捉えて熱エネルギーで破壊。破壊されたメラニン色素は、体内の貪食細胞(白血球の一種)によって少しずつ食べられていき、やがて消えます。
一般的なシミやそばかすを始め、さまざまなタイプのシミに効果を発揮するメドライトC6ですが、特にその力を発揮するのが肝斑。治療が難しいと言われている肝斑ですが、メドライトC6を繰り返し受けることで、着実に肝斑を薄くしていくことができます。
術後の変化
術後、顔が全体的に赤くなります。数時間ほどで赤みが引き、翌日~2日目くらいで、レーザーを受けたシミの部分にかさぶたが登場。
やがて、かさぶたが自然に剥がれるとピンク色の肌が登場し、治療から約3ヶ月ほどかけてピンク色が肌色に変わりシミが薄くなります。
ダウンタイム
ダウンタイムは1~2週間ほどです。レーザーを浴びたシミやそばかすは、術後2日ほどでかさぶた状態になりますが、そのかさぶたが自然剥離するまでに1~2週間ほどの期間がかかります。もとより、メイクでかさぶたを隠すことができるため、クリニックによっては「ダウンタイムはありません」と説明していることもあります。
アフターケア
術後の肌は、バリア機能が低下しています。どんな種類のレーザー機器でも同じですが、色素沈着やシミの再発などのトラブルを避けるために、保湿ケアと紫外線対策をきちんと行いましょう。
メドライトC6の場合には、特に保湿が重要です。
リスク
治療後に、レーザーの照射を受けた部分が赤くなることがあります。まれに、ヤケドや、ヤケドによる水ぶくれなどが出ることもあります。また、患者さんの体質によっては、吹き出物が出ることもあります。
メドライトC6のまとめ
メドライトC6の最大の特徴は、肝斑の治療効果が高いということでしょう。一般的なシミと似ている肝斑ですが、実は治療がとても厄介な症状。一般的なレーザー治療や光治療を受けてしまうと、かえって肝斑が濃くなってしまうことがあります。肝斑にお悩みの方にとって、メドライトC6は救世主と言うことができるでしょう。
相場やリスクなど基本情報
料金相場 | 20,000円程度(顔全体) |
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メイク | 術後すぐ |
効果が出る回数 | 1回~ |
施術の痛み | チクチクする感じ |